2013年4月28日日曜日

新入生(見学、入部希望)の方へ


この度は東北大学へのご入学おめでとうございます。
また、当ブログを見ていただきありがとうございます。

早速ではございますが、私共東北大学学友会茶道部の活動の詳細な説明をさせていただきたいと思います。
 
私共は裏千家茶道を日々、部の活動として学んでおります。
 
その活動の多くはお茶を点てる「点前」の練習に費やしておりますが、他にも茶道の精神、マナー、歴史、点前に使うお道具やその由来、作家様、お花、お菓子、季節の移ろい、特殊な点前等々、とてもこの場では羅列しきれないほどの様々な茶道に関連する事象についても、平行して学んでおります。

学んでいるとは言いましても、何も全ての知識を一気に叩き込むということではなく、それぞれの部員が自身が興味を持つ分野や必要な知識について、学友会茶道部が所有する本を参照したりその分野について詳しい先輩から教えていただいたりしながら、日々少しずつ学んでいくという形で行っております。

そのため、週2回の先生に直接ご指導いただく機会(これも都合がどうしてもつかない部員は欠席しており、絶対的強制参加ではありません。ただ、本当に素晴らしい先生方なので行けないのは本当にもったいないです。)以外は、各々が自身の都合の良い時間に部室へ顔を出し、点前の練習をするなり、本を読んだり、談笑したりしながら過ごしております。忙しく、通常考えられる部活動には参加することが本来不可能と思われるような学部生、院生や研究員の方が在籍しているのもこのためです。
 
引退の時期は「東北大学からいなくなるまで」です。そのため学部生は最低4年間、茶道を学ぶ上でかなり充実した環境でじっくりとそして自分のペースで茶道を学ぶことができます。

活動としては他に茶会を開いたり、他大さんの茶会に参加しております。「定例茶会」という学友会茶道部として開く大きな茶会もあれば、少数の部員同士で協力して日頃お世話になっている方へ感謝を表すような趣の個人的な茶会を開いたりもしております。興味や得意な事などがそれぞれ異なる部員が互いに協力し、一つの茶会を成功させる達成感は一入のものがあります。また、素晴らしい茶会に招かれた時の感動はきっと一生忘れることのできない良い経験になると思います。

最後になりますが、茶道部には色々な人が在籍しております。全くの初心者だったけれどなんとなく始めた人。2年生から入部をした人。ただただ色々なお菓子が食べたくて入部をした人。姿勢が悪いのが嫌で、綺麗な所作を身につけたくて入部した人。優しそうな先輩がいたから入部をした人。友達にひきずられ、行きずりで入部をした人。日本文化を学びたくて入部した人。古美術に興味があって入部した人などなど、本当に皆様々なきっかけで入部しています。

きっかけは何でも構いません。もし少しでも茶道に興味が湧いたり、学びたいと思ったのでしたら是非新サークル棟の418号室にお立ち寄り下さい。お茶とお菓子を用意し、お待ちしております。

尚、活動日時や我々へのアクセスにつきましてはページ右部分の「見学・入部希望の方へ」のところを閲覧ください。

よろしくお願いいたします。