2012年10月15日月曜日

蓋置作り一日目

利休以来、茶の湯をする人には馴染みの深い竹の蓋置ですが、裏流では又玄斎一燈以前には炉用風炉用蓋置の別が無かったらしいです。今日は大学祭参加茶会で使う風炉用、天節の蓋置作りをしました。

13時半、部室のある川内キャンパスから、青葉山キャンパスまでノコギリを提げて登り、4本ほど竹を見繕って下山、部室へ。運動不足の身に登山は堪えました。この時点で14時35分でした。

先輩からの差し入れを抹茶とともに頂いて休憩した後、長い竹を蓋置サイズに切る作業を始めます。竹の太さや樋の有無、傷がついていないか点検した後、自分好みの部分をノコギリで切っていきます。
節から定法通りの長さ(節上3mm 節下51mm)を測り、テープを巻いてマジックでマークをつけ、切っていきます。
早く鋸引くと断面がささくれ立つので、慎重に

上下の断面ともささくれ立たず、長さも余裕がありそうであれば、晴れて第二段階に進んでいきます。
ひたすら砥石で断面を削っていきます。が、早くやりすぎてもささくれが生じたり、斜めの断面になったりと、慎重さも必要となります。竹細工師はこの工程を小刀でさっさとやってしまうらしいですが・・・・・・

途中途中で先輩が下さったオニギリを食べたりリポDを飲んだりしては削り、夜は更けていきます・・・・・・
以上